DeNA新作カードゲーム『デュエル エクス マキナ』メモだけ
第3勢力(というよりシャドバの脅威)となれるか?
というわけで、本日よりDeNAの新作スマホカードゲーム『デュエル エクス マキナ』が配信されました。
ものすごーくざっくり大雑把にまとめてしまうと、Blizzardの『ハースストーン』、Cygamesの『シャドウバース』と同様の、スマホで遊べる対戦型オンラインカードゲーム。もっと適当に言うとデッキ組んで対戦するやつです。
世界的には『ハースストーン』が幅を利かせていて、日本ではそれを大体パクったそれにインスパイアされた『シャドウバース』がぼちぼち盛り上がっているジャンル。この度、とうとうDeNAも本格参戦となったわけですね。
さて、どんな感じかをかるーく箇条書きでまとめてみますか。
- デッキは30枚、同じカードは2枚
- リソースは毎ターン増えていくZ/Xスタイル(と勝手に呼んでる)
- フィールドが2×3のマスになっていて、列という概念がある
- 勢力が5つあり、勢力専用のカードがある
- 勢力ごとにガーディアンがおり、デッキごとに選んで特殊能力を発動できる
- イラストが『シャドウバース』と比べれば硬派
1は『ハースストーン』と同じ。『シャドウバース』が40枚ということで、日本国内を主戦場とするに際しての差別化の意味もあるでしょうし、より短時間で楽しめるように、という配慮かもしれませんね。日本人はやたらと忙しい(忙しそうに動く)人種なので、より短時間で手軽に楽しめるエンターテインメントを求めているのでしょう(多分)。
2も今や一般的ですね。私個人が初めて出会ったのは『Z/X(ゼクス)』というTCGでした。スマホで遊ぶ=短時間という傾向がありますから、リソースに対するプレイヤー操作を省いたのは良い判断だったと思います。『ハースストーン』は偉大だなぁ(スマホ版は後発ですけど)。
4や5もまぁ、『ハースストーン』より始まった業界スタンダードに則したカタチでしょう。ただ、特に『シャドウバース』と違うのは、使えるカードに制限をもたせたのは5つの勢力で、その下にガーディアン(シャドバで言うクラス)を配置した、というところです。これにより、デッキ構築やメタの回りにちょっとした違いが出てくるでしょう。
赤文字だったのでお察しかもしれませんが、前述の2タイトルとの1番の差は3の要素。カードを配置できるフィールドが縦2×横3のマス目となっていて、「前列」「後列」という概念が存在することです。『ハースストーン』や『シャドウバース』でも左右という概念は存在しましたが、今作ではそれに加えて上下が入ってきたということですね。更に敵を攻撃する際、「前列>後列>本体」の優先順で攻撃することになるほか、自陣のカードを配置した縦列に敵がいなければ、他の縦列に敵がいても本体に直接攻撃できる、というルールも生まれました。
これにより、若干複雑化したカード配置による戦略・戦術が生まれ、カード性能の幅も拡がり、よりデッキ構築や戦略・戦術に頭を悩ませることになるでしょう、対戦型カードゲームを遊ぶプレイヤーにとっては嬉しい悲鳴になる・・・はず。デッキ枚数を30枚にしたのは、そういったプレイヤー側の思考配分のこともありそうです。
あと、個人的に6も好印象。私のTCGの原点は『Magic: The Gathering』でして、ああいう雰囲気のイラストがすごく好きなんですよ。リアル志向っていうんですかね?今回の『デュエル エクス マキナ』でも世界観に合ってますし、嬉しいところです。
今でもたまに『ハースストーン』は遊ぶし(『シャドウバース』は2番煎じ感が強くてすぐ飽きた)、そもそもTCG好きな人間だし、『デュエル エクス マキナ』のプレイ時間も取ってみるかな~。