『Nintendo Switch』初週の世界累計販売台数150万台。『PlayStation4』との差は?
はい。
任天堂公式発表ではなくSuperdataによるデータですが、それくらい売れているようです。なお、日本は約36万台とのこと。近々公式でも発表はあるでしょう。
今のところ、『PlayStation4』の初動と同じような動きになっていますね。PS4は発売初日で100万台、2週間で210万台突破というデータが出ています。3ヶ月後に発売となった日本では、初週で32万台。
では、この初動はどのように評価できるのか?『PlayStation4』との違いはどうなのか?というのは、ローンチタイトルを比較してみると、少しだけ見えてきます。
というわけで比較、いってみましょう。
※今回は互いにDL専売のものは対象外とします
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱ
- スーパーボンバーマン R
- 信長の野望・創造 with パワーアップキット
- いけにえと雪のセツナ
- ぷよぷよテトリスS
- 魔界戦記ディスガイア5
- 1 - 2 - Switch
- Assassin Creed 4 Black Flag
- Call of Duty Ghost
- 真・三國無双4 with 猛将伝
- Need for Speed Rivals
- 信長の野望・創造
- Battlefield 4
- 龍が如く 維新!
- FIFA 14
- KILLZONE SHADOW FALL
- KNACK(本体同梱)
- NBA 2K14
- TOMBRAIDER DEFINITIVE EDITION
この2ハードで決定的に違うところは、『Nintendo Switch』は主に日本、『PlayStation4』は主に海外を意識したタイトルとなっているところです。『Nintendo Switch』に関しては「そりゃ任天堂だからな」で分かるんですが、『PlayStation4』については、先程書きましたが日本では海外と比べて約3ヶ月遅れでのリリースとなっていたことと、ラインナップのあまりの海外嗜好寄りに当初「日本市場を捨てたのか?」とまで言われるほどでした。
また、『PlayStation4』ローンチタイトルの大きな特徴として、ほとんどのソフトがマルチプラットフォームであったことが挙げられます。言ってしまえば、「わざわざPS4を買う必要はない」ということだったんですね。
にもかかわらず、世界では脅威の初動を誇っていました。しかも、こんなラインナップのクセして日本でも初週で『Nintendo Swtich』を超える販売台数を叩き出している。『PlayStation』ブランドの世界的な強さと、それを支えるコアゲーマーの信仰の厚さが見て取れます。
こう聞くと、どうも『Nintendo Switch』は分が悪いような感じに見えますが、そうでもありません。先程挙げた記事にもあるのですが、購入者の実に約9割が『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を購入しているんです。つまり、日本を含めたワールドワイド's ツカミとしては『Nintendo Switch』の方が上々であったと捉えることができます。
それに、据え置きプラットフォームとしてのブランド力では現状Sonyの方が強く、任天堂は『Wii U』の爆死の影響で印象が悪い状況であることを考えると、『Nintendo Switch』は数字以上に良いスタートを切れていると言えますね。
というわけで、対戦結果としてはイーブン、若干『PlayStation4』優勢?といった感じ。ここからどうなるかは、まさに任天堂公式でも言われている「間を空けずどんどん出す」タイトルの質にかかっています。近々で言うならば『スプラトゥーン2』で大きな動きを見せることでしょう。『マリオカード8 デラックス』は・・・うーん、そこまで動かないんじゃないかなぁ。ちょいちょい本体の不具合やら不便さも散見されるので、その辺りの対応も重要なところ。
なお、『PlayStation4』の初週以降の動きですが、日本でリリースされた直後、つまり約3ヶ月で600万台、約14ヶ月で1800万台。この販売台数にどこまで肉薄できるか。この1年でどれだけユーザーを増やすことができるしょうか。今後の動向に注目です。
・・・正直厳しいんじゃないかな~(´・ω・`)