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雑多でいこう!

何でもブログのつもりが結局ゲーム主体になったブレにブレていく脳筋的ブログ

『Nintendo Switch』は現状厳しい(売れない)と言わざるをえない  修正版

3/5 短所の2つ目「ジョイコンは充電式なのに~~」の部分を一部修正しました

   間違った情報を記載してしまい、申し訳ありません。

 

 

 

さっさか結論から述べますと、「『Nintendo Switch』は売れるか?」と問われましたらば

 

とてもとても厳しい

 

と言わざるをえません。

小難しい言い回しは得意ではないので、小難しくない言い回しで頑張って述べていきます。

 

 

 

1.『Nintendo Switch』の長所

まずは『Nintendo Switch』の長所について解説していきます。主に本体の特徴を挙げていますが、基本性能(ここでは描画性能、音質などの表現部分の性能を指します)については取り上げてません。

今現在、ゲーム機においてそういった基本性能の差は売れるか売れないかの判断材料にほぼなりえません。性能自体は数値上では上がってはいるんですけど、人の目からすると、ぶっちゃけ頭打ち状態でどんぐりの背比べです。今はもう、キレイなのが当たり前の時代になっているんです。

 

携帯ゲーム機のように持ち運んで遊べる

CMでご覧になった方も多いでしょう。『Nintendo Switch』の本体は『Wii U』のコントローラのような簡易液晶モニターとジョイコン(取り外せるコントローラ、左右に装着されている)からなっていて、「ドック」と呼ばれる充電器兼モニター出力用装置から取り外してそのまま持ち運べるようになっています。

自宅でも寝転んで遊べたり、外に持ち出して携帯ゲーム機のように遊んだりできます。というより、携帯ゲーム機としての要素の方が強いのかもしれません。一応据え置き機なんですけど、中々面白いですね。

 

出先でリアルマルチプレイができる

これもCMでプッシュされてますね。本体を簡易液晶モニターとミニコントローラ「ジョイコン」とに分離させ、マルチプレイを楽しむことができます。ジョイコンの数を揃えれば最大8人まで同時プレイ可能。

持ち運びが容易な据え置き機で、そのままコントローラを用意すればどこでもマルチプレイができる!というのは、一コンテンツとして中々の魅力です。魅力なんですけど、モニターが約6インチという極小サイズなのが難点です。8人で遊ぶ時大変そうなんだよなぁ・・・それはそれで面白そうではあるんですが。

 

 

 

2.『Nintendo Switch』の短所

ここでは『Nintendo Switch』の短所について述べます。非常に残念な部分が多い。

 

本体のHDD容量が32GB

大問題です。はっきり言ってあり得ない。最初期のPS3ですら80GBあったんです。何考えてるんでしょうか。よく企画通りましたね。

とまぁ、初めてその事実を知った時、条件反射的に「はぁぁぁぁ~~~~!?」

で、さっそくローンチタイトルの容量を調べて目を疑います。以下をどうぞ。

 

~容量が大きい順~

 

・・・え?ドラクエヒーローズが32GB?え?え?

つまりこれは、本体システムデータも考えるとMicroSDがないとダウンロード版は購入できないということです。

なお、今回から導入された「ゲームカード」の容量は最大16GB。仮に最大容量のタイトルが2本ある場合、前述の通り本体システムデータの都合上、1本しかダウンロードできないということになります。上述のドラクエヒーローズは2タイトルセットなので、32GBだったわけですね。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の容量から察するに、同レベルのタイトルは同じく大容量となるであろうことは容易に想像できますし、アップデート必須のオンラインタイトルなんかプレイしようものなら目も当てられない事態に。

事実上「MicroSD買ってね!」ということです。あ、もちろんMicroSDは別売で同梱してません。

もう一度言います。よく企画通りましたね。

  

ジョイコンが充電式なのに、本体に接続しないと充電できない

これも致命的です。コントローラ部分であるジョイコンは充電式なのですが、驚くことに本体に接続していないと充電できません。

 

「あれ?ジョイコンって本体に繋げてあるよね?」違います。装着してるだけです。なんと本体から給電できないのです。

これが何を意味するかといいますと、例えばコントローラを持ち出して外で遊ぶとします。もしジョイコンの充電が切れてしまった場合、モニターは映るのに操作ができない、ということが起こります(まぁ多分モニターも充電切れると思いますが)。

↓↓↓

が、本体に装着して充電するというのは、つまり本体から電気を吸ってるってことなので、本体の実質稼働時間も減ることになります。モリモリ減ってるゥ!なんてことはないでしょうけど・・・。

※ジョイコンは本体に接続(左右に装着)している際は充電されます。なので、ジョイコンが先に切れてしまうということはほぼありません。

 

 

こう書くと「持ち運ぶ前にちゃんと充電しとけばいいじゃないか」と反論する人が出てきそうです。一応正論ですが、最終的には間違いなく困ることになります。

これは充電式というところがミソで、皆さんご存知の通り、バッテリーというものは充電を繰り返すほど消耗し、持ちが悪くなってきます。ジョイコンも例外ではありません。長く遊び続ければ、最悪充電しながらじゃないと長時間プレイできない=持ち運びが事実上できなくなる、というわけです。そもそも本体すらも充電式のため、もう未来が暗すぎて・・・おいおい冗談だろ・・・。

そんなお困りのアナタ!なんと持ち運び中でも充電できるJoy-Con充電グリップ」があります!もちろん別売2,480円!

・・・呆れてモノも言えません。同梱しとけよ。

 

ローンチタイトルが少なすぎる

大問題です。というか、順番間違えた気がしますけど1番大事です。ゲーム機というのは、もちろんタイトルに関してもそうなんですが、初動がとっても大事です。

ゲーム機を買う動機として大きな要素を占めるのは「遊びたいタイトルがあるかどうか」です。ローンチタイトルが少ないということは、その大部分である要素をごっそり削り取ってしまっているのと同義です。

もちろん、魅力的なタイトルが厳選されていれば問題なかったりしますが、こと『Nintendo Switch』はというと・・・30,000円近く払って本体買ってまで遊びたいか?と言われると、正直微妙です。

そもそも「みんなでワイワイ遊べる!」がコンセプトのひとつでしょうに、ローンチタイトルのほとんどがソロプレイ用ってどういうことなんでしょうか。同社の人気パーティゲームマリオパーティ』だってあったでしょう。せめて『マリオカート8 デラックス』くらい間に合わせるべきだったのでは?

欲を言えば、というか海外市場も目論んでいるのであれば、スプラトゥーン2』はローンチタイトルにするべきでしたね。おそらくリリースまで買い控えしている人はそれなりにいると思います。私もそうです(予約できなかった言い訳な!)。

 

まぁでも仕方なかったと思います。Wii U』がカケラも残さないほどの大爆死を遂げてしまったという前科があるので、各メーカーも様子見しているのでしょう。実際、特に海外市場ではあまり期待されていません。国内ですらこの数の少なさです、推して知るべし。

 

【番外編】インターネット接続は無線LANのみ

売れない理由とはあんまり関係ないんですけど、個人的に許せなかったので書きます。

任天堂は何かコダワリでもあるんでしょうか。『Wii』でも『Wii U』でもそうだったんですけど、今回も例に漏れず有線LANポートが付いていません。いつも通り「有線接続したければアダプター買ってね」です。

このことからは、任天堂の「無線LANだけで大丈夫」という意図が見えてきます。無線LANは普及しているんだ、と(いささか私の暴論な気がしないでもない)。

そこで調べてみました。不破雷蔵氏のブログのとある記事にて掲載されていたデータを見てみますと、2015年のデータではありますが、固定無線LANの普及率は全体の約53%程度となっています。

 

www.garbagenews.net

 

あくまで固定の無線回線なので、無線LAN機の普及率というわけではありませんが、固定回線ですら半分程度。市販の無線LAN機を買う人も、スマホの普及に伴いwi-fi環境の構築をする人も今はそれなりにいるでしょう。仮に3割として無線LANを使える環境にあるのは80%。

じゃあ、その80%のうち、ちゃんと無線LANが使える(設定できる、している)のはどの程度なのか?と考えると、正直そんなに多くないと私は見ます。多めに見て70%分がそうだとしても、じゃあ70%普及していたとして「無線LANだけで大丈夫」と判断するのは、いかがなものでしょうか。80%でもちょっと押し切れないように思えます。

 

まぁ、別売りのアダプターをちゃっかり用意しているあたり、本体価格の都合が大いにあると推測されます。どうしても30,000円を切りたかったのでしょう。

 

 

 

3.長所、短所から見る、厳しい(売れない)理由

では、表題に移ります。

ぶっちゃけ欠点部分がほぼ理由になっているんですが、まとめも兼ねて述べていきます。

理由は4点。

 

  1. ローンチタイトルが微妙
  2. 本体のシステムがコンセプトを潰してしまっている
  3. 携帯ゲーム機として見ると中途半端すぎる
  4. あまりに巨大で強大なスマホ(!?)

 

1.ローンチタイトルが微妙

これについては欠点の項で述べた通りです。というか、正直1の理由で大体カタがつくんですけど。初動が肝心なゲーム業界において、このタイトル数と質の微妙さには不安しか覚えません。

 

2.本体のシステムがコンセプトを潰してしまっている

コンセプトである「いつでもどこでもみんなでワイワイ」が、本体の取り回しの悪さによって見事に押し潰され、ほぼ破綻しています。

本体とジョイコンが充電式、しかも持ち出すと充電できない。なお、後出し情報ですが本体はフル充電でおおよそ3~6時間程度もつそうです。参考として『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は3時間程度、と言われています。

ちょっとしたパーティゲームなら結構もちそうなので一見大丈夫そうに見えますが、欠点の項でも述べた通り、充電式であることが足を引っ張ります。徐々にバッテリーが消耗するのはまぁ間違いないわけで、そうなるとバッテリーを交換する必要が出てくるんですけど、バッテリー交換は自前では不可能で、公式サポートのみとなっています。どこまでも取り回しが悪い。

更に長所で述べましたが、画面サイズが小さい。そりゃ事実上「いつでもどこでも遊べる」とは思いますけど、6インチの画面で何人も集めて快適にゲームできると思います?思えませんて・・・。

かといって、サイズを大きくすると、持ち運びに不便になるばかりか、長所のひとつを真っ向から否定する自虐をかますことになってしまうわけで、如何ともしがたい!

 

これが仮に「据え置き機としても遊べる携帯ゲーム機」として売り出されていたら、もうちょっと変わったかもしれません。にしても、やっぱり中途半端なんですけど。

 

3.携帯ゲーム機として見ると中途半端すぎる

というわけで3です。ほんとにもう、中途半端です。

本体を持ち運べる、ということで、個人的には携帯ゲーム機としての側面の方が強いように感じるのですが、仮にそうだと考えると、携帯ゲーム機と見るにはいさかか中途半端。

まず、2の理由から、「じゃあもうソロ用携帯ゲーム機としてでいいじゃないか」といえば、そうもいかない。というか、わざわざSwitchを買う必要が現状あまりない。1のタイトル不足という点も手伝って、買う動機としてはあまりに薄すぎるんです。

これを買う時、携帯ゲーム機として買う人は多分ほぼいないでしょう。今流れているCMを見ても、据え置き機としての印象が強い。このゲーム機を『Nintendo 3DS』みたいな感覚で買おうとする人がいるとしたら、その人はかなりの分析力の持ち主だと思います。今やってるプロモーションを見る限りでは、中々その境地に辿り着けないと思いますよ。

次にサイズ。縦幅は102mm。『PS Vita』が85mmなので、ちょっと大きめでしょうか。横幅については、携帯ゲーム機として遊ぶとなるとジョイコンは装着したままでしょうから、装着した際のサイズとして239mm。『PS Vita』が183mmであることを考えると、縦も合わせて結構な大きさと言えます。

そしてこの大きさで、もちろん折りたたむことはできません。同社の『Nintendo 3DS』と比べるのはさすがにアレですけど、携帯ゲーム機として見るとこれはちょっと大きい。電車内で遊ぶには勇気がいるくらいには大きい。

古株のゲーマーさんであれば分かるかもしれないですが、『ゲームギア』の厚みを半分くらいにした感じといえば伝わるでしょうか。古すぎかw

 

 4.あまりに巨大で強大なスマホ

あれ、突然どこからともなくスマホが!

というわけで4です。長所でも短所でも全く触れてませんでしたが、非常に大きい要素なのでちょっと述べます。

 

みなさんもご存知の通り、特に国内ではスマホゲーがゲーム業界を席巻しています。いつでもどこでも手軽に遊べる、しかも無料で遊べる、みんなで集まって遊べるゲームもいっぱいある、普及率もダントツで誘う人にも事欠かない。理由1、2、3から見て非常に中途半端な立ち位置となってしまっている『Nintendo Switch』では、日本のスマホゲーユーザーの目を向けさせるのは困難というか、まぁ不可能でしょう。

ポケットモンスター』や『モンスターハンター』がなんとか裾をクイクイ引っ張ることができているレベルです。こんな超大型タイトルですら、スマホゲーの力に及ばなくなってしまいました。有名メーカーがこぞってスマホゲー市場に参入していることが、そしてそれらタイトルがヒットを飛ばしローリスクハイリターンな利益をもたらし続けていることが、スマホゲーの圧倒的強さを如実に物語っています。

 

実はこの問題、もはやゲームだけで計ることができないのです。ゲームはもとより、本に映画にドラマに音楽、買い物からコミュニケーションにいたるまで、あらゆるコンテンツを飲み込んでしまった「超多機能四次元ポケット式デバイス」と言っても過言ではないスマホ多種多様なコンテンツを複雑に絡ませながら巣を作り出し、ユーザーを一挙に捕らえて離さないスマホから、ゲームだけで人を引き剥がすのは、困難極まりないんです。

Nintendo Switch』では、足元にも及ばないのが現状です。コンシューマゲーム大好きな私からすると書いていて悲しくなるんですけど、これ現実なのよね。

 

 

 

4.総括

はい、苦手なまとめの時間がやって参りました!

前項で散々ごちゃごちゃ言った割にこんなこと言うのもなんなんですけど、タイトルが少ない!これに尽きると思います(ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます)。

ぶっちゃけ、他の理由については、公式サイトや各プロモーション、ユーザーの所感などを舐め回すように見て分析するか、実際に遊んでみないと分からない部分なんですよね。あー言っちゃったよ・・・まぁ、私のような経験豊富()な超古参ゲーマーが、経験則なんかをモロにぶち込んで語ったりすることもできますが!

 

「みんなでワイワイ」「いつでもどこでも」というのは、確かに訴求点としては素晴らしいことなんですけど、今の時代にそれを目的として買う人がそんなにいるか?と言われると、私は首をかしげたくなります。

同社が出してる『Nintendo 3DS』だって、持ち寄ってみんなで遊べる。ユーザー数だってとんでもないことになってます。それを食うほどの影響力を持っているとは到底思えないし、そもそも3DSは今年に入ってからすでに40万台以上売れているほどで、まだまだ勢いは収まりそうにない。

それに、コンテンツの化物スマホも、まだまだ衰える様子がない。それどころか、更に勢力を拡大しつつあるように思います。いやはや恐ろしい。

 

現状、『Nintendo Switch』を買っているのは『ゼルダの伝説』の熱狂的ファンがほとんどで、『マリオカート8 デラックス』や『スプラトゥーン2』待ちのユーザーが少し、それなりのユーザーでかつ新しもの好きのアーリーアダプタ(家族連れ含む)が僅か、といったところが現実的な見方でしょう。

今リリースを予定されているタイトルを見ても、任天堂が以前の力を取り戻せるほどとは正直露ほども思いませんし思えません。前述の2タイトルがリリースされれば多少動きは見られるとは思いますが、多少止まりであることは想像に難くない。

まことに、まことに残念ながら、Nintendo Switch』が爆発的ヒットを飛ばすということは、現状厳しいと言わざるをえないのです。

 

HDDの容量だったり、本体やジョイコンの不便さについてはもはやどうしようもありません。『Nintendo Switch』が成功するかどうかは、今後いかに魅力的なタイトルを誘致できるか。これにかかっています。