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雑多でいこう!

なんでもかんでも気になったことをつらつらと書きなぐっていきます。

今、少年ジャンプで1番面白いと思う漫画『鬼滅の刃』を語ってみる

品評 漫画・アニメ

はい。宣伝じゃないですよ。回し者ではありません。

異論は認めますん。

 

私は少年ジャンプを愛読しています。というか漫画雑誌で唯一読み続けているのが少年ジャンプです。私は少年じゃないですが。

読み始めたのはいつ頃かな・・・確か『明稜帝 梧桐勢十郎』が連載されてた頃からだったか。

 

話が逸れそうなので戻します。

安定的人気を誇る『ワンピース』や『僕のヒーローアカデミア』、久々なヒットのスポ根漫画である『ハイキュー!!』『火ノ丸相撲』などを差し置いて、私が少年ジャンプで今1番面白い!と思う漫画は、吾峠 呼世晴(ごとうげこよはる)さんが描く大正バトル漫画鬼滅の刃です。

 

 

1.あらすじ

舞台は大正時代。家族を鬼に殺された炭治郎が、生き残ったものの鬼となってしまった妹・禰豆子を人間に戻すべく2人で旅立ち、鬼の殲滅部隊「鬼殺隊」に入隊して鬼退治をする、というお話。

炭治郎は、鬼殺隊に入ってから様々な人達と出会います。心から鬼を憎むもの、鬼を哀れみ慈しむもの、人として生き人を救う鬼。そして戦いの中で、鬼達の哀しい運命にも触れていくことになります。

炭治郎の、妹を救うべく始まった「鬼退治」は、どんな結末を迎えるのでしょうか。

 

 

2.ぐいぐい惹き込まれる、炭治郎の心のまっすぐさ

非常に壮絶な運命を辿ることになった主人公・炭治郎ですが、とにかくそのまっすぐで素直、そして優しい。応援したくなる主人公筆頭ですね。

少年漫画にありがちな「ワクワクさせる主人公像」とはちょっと違っていて、うーん、なんていうのか、例えばあのルフィが「動的な素直さ」とするなら、角次郎は「静的な素直さ」とでも言えばいいんでしょうか。

あ、でも活動的じゃないわけではないんですよ。行動力もすごくある。ただ、ルフィがそうじゃないというわけではないんですが、すごく澄んだ素直さというか、そんな感じがするんです。

鬼と戦っている時は勝つためにフル回転で考えを張り巡らせたり、いざとどめとなると涙を流すほど鬼を憐れんだり(妹の状況もあるのでしょう)。ダメなものはダメと仲間をストレートに叱ったり、心から笑い合ったり辛辣なツッコミを入れたり。感情を素直に表現してくれて、それが澄んでいるんです。伝わんないかな!難しいね!

そして、そんなまっすぐさが、出会う人々の心も動かしていく。そんな心の移ろいも彼の魅力をより引き立ててくれます。こんな澄み切った素直さをぶつけられれば、そりゃ人も動きますよ。私なんかだったら、逆に色々見透かされてそうで、怖くなりそう。

 

 

3.シリアスでコメディで。絶妙なギャグの「間」

家族を殺される、妹が鬼になる。とてもシリアスですし、すごく想像しやすいテーマで、正直「打ち切りになりそうだなぁ・・・」と思ってました。連載開始当初は。

しかし、回を重ねるごとに独特の「間」と「見せ方」を持つギャグが挟まれるようになり、芯はしっかりシリアスなのに、随所で刺さるギャグが笑いを誘う、でもやっぱりシリアス!という、ギャグとシリアスが絶妙に噛み合っている漫画となって、見方が180度変わったんです。これ、すごくいいぞ、と。

あ、でも「シリアスなコメディ漫画」になってるわけじゃないですよ?軸はしっかりシリアスで、ブレは感じない。ギャグの入れ方がうまいんです。間の取り方がすごく心地良いんだと思います。

個人的な印象ですが、松井優征さん(『魔人探偵脳噛ネウロ』や『暗殺教室』の作者)のセンスに近しいものを感じますね。

 

 

4.キャラクターの表情がとてもいい

これなんてもう、正直もっと多くの漫画を読まれてきた方と比べれば、私の意見なんて「すごーい!」レベルの感想文になるので恐れ多い!んですけど、すごくいいんですよ、表情が。

というのも、表情の描き分け方がすごくうまい。それが表情の良さというか、伝わり方に繋がってるのもあるのかもしれません。

特に女性キャラの表情がなんというか、綺麗なんです。あ、好みというのもありますけど(多分にあるんですけど!)、シリアス的な表情の豊かさを存分に感じられます。

逆に、ギャグ部分の絵柄はうまくデフォルメしていて、シュールな感じ。ギャグギャグしい感じが(自然な画風なのか、敢えてなのか)ゆるーく外されていて、この緩急がまた面白さに拍車をかけてくれてます。

 

 

5.総評

とにかく「バランスがいい」。最初は、一見シリアスなテーマで重厚さを前面に押し出した作品か?と思わせながら、読み続けると実はコメディ的な軽さも持ち合わせてることに気付かされる。重いけど軽い、軽いけど重い。緩急の付け方がうまいんでしょうね。専門家の方、何かもっとうまい言葉教えて!

先週号からのシーンは状況が状況だけにかなりコメディ寄りなことになってますが、それでもシリアスさをちゃんと感じさせてくれて、ほんと心地いい。グングン読めるし、世界観に惹き込まれます。

そして、まっすぐな炭治郎による、周囲の人間(鬼)たちの心の移ろい。このあたりは、根底にあるのは少年ジャンプ的な王道の展開なんですが、炭治郎の澄んだ素直さと、大正という和の舞台、そして作者の画風も合わさって、独特の美しい、雅な雰囲気を醸し出しています。

 

バトル(特に剣戟)漫画が好きな人、コメディが好きな人、大正ロマン好きな人(に合わせて和服美人が好きな人!私な!)には、ぜひ読んで頂きたい!

コミックは4巻まで出てますね・・・よし、ちょっと本屋行こうか( ゚д゚)b

 

 

 

~ぼやき~

おー、なんかちょっと知的な感じの記事になった!

見出し付けるだけで結構変わるもんですね。ほげー。