雑多でいこう!

何でもブログのつもりが結局ゲーム主体になったブレにブレていく脳筋的ブログ

任天堂が製作したバズーカ砲が倉庫から出てきた

私の自宅は3階建になっていまして、その2階に通称「蔵」と呼ばれる、広さはあるものの、かがまないと入れない倉庫みたいなところがあります。

ちょっと探しものをする為にそこで物漁りをしていたら、とてもとても懐かしいものがでてきました。

 

スーパースコープ!

というか公式ページまだあったのな・・・。

 

スーファミ世代の方々ならご存知でしょう。

え?ご存知ない!?そんなバカな!

 

CM見つけたのでコチラをどうぞ↓

www.youtube.com

 

いやー今見ても胸アツだわー。

 

しかしご存じないのも無理はない、まったく流行らなかったので・・・。

子供心に超wkwkして、猛烈に親にねだったのを覚えています。

そしてCMでもあったマリオの映画も観ましたよ。結構面白かったので興味ある方はぜひ。DVDあるみたいです。

 

スーパーファミコンに接続して遊べる光線銃」って公式にありますけど、コレ光線銃だったんだ・・・バズーカ砲かと思ってたんだけど。と思ったら映画では完全にビーム撃ってますね。ギュイィィィィィンって。こんなだったっけ。

 

 

このスーパースコープ、専用ソフトを遊ぶためのもので、買うとミニゲームがいくつか入っているソフトがついてくるんですが、私は更に親に媚を売って同時発売だったスペースバズーカというソフトも購入してもらいました。

 

これがまた秀逸で!体感型ロボットシューティングなんて斬新だわ衝撃だわ、まぁゲーム好きからすればハマらないわけがないわけで、狂ったようにやりました。

今でこそゲーセンにはリアルなガンシューティングなんて腐るほどありますけど、当時はそうでもなかったし、そもそもそんなにゲーセンなんて行けませんでしたから。田舎だったからかもしれませんけど。

 

ところで、今改めて思うと、スーパースコープって今に通じる設計部分があるように思います。

コントローラ自体は無線になっていて、スーパーファミコンに繋げるのは赤外線受信機。これ、Wiiと同じ方式ですよね。

後にソニーマイクロソフトも同じようなセンサーを開発したところを見ると、ゲーム機にとっては親和性の高いシステムだったと言えます。

また、遊び自体もWiiの設計に通じるところがあります。「私もできそうだ」と思うかどうかはちょっと分かりませんが、見てみて何をやっているのかとても分かりやすく「やってみたい」と思わせる風貌があります。実際コレ買った当時、私はクラスの人気者でした。こぞって友達が自宅に遊びに来たのを覚えています。

 

順序が逆ですけど、任天堂はやはり「遊ばせる工夫のうまさ」が、他のゲーム会社と比べると突出してるなぁと改めて感じます。

ここ数年、コンシューマゲーム業界では「とにかくリアルさを」に注力する傾向にあります。最近は頭打ちなのか当たり前になったのか、多少マシになってきているような気がしないでもないですが。

確かに、現実を忘れて没頭するものですから、リアルさって大事ではあるんですけど、それよりも没頭できるほどの面白い遊びの方が、もっともっと大事だなぁと思うんですよ。正直、見た目のリアルさだけで「ゲームとしてのリアルな体験」を提供するには限界がありますから。

ニンテンドースイッチ、頑張ってくれたらいいなぁ。