任天堂が製作したバズーカ砲が倉庫から出てきた
私の自宅は3階建になっていまして、その2階に通称「蔵」と呼ばれる、広さはあるものの、かがまないと入れない倉庫みたいなところがあります。
ちょっと探しものをする為にそこで物漁りをしていたら、とてもとても懐かしいものがでてきました。
というか公式ページまだあったのな・・・。
スーファミ世代の方々ならご存知でしょう。
え?ご存知ない!?そんなバカな!
CM見つけたのでコチラをどうぞ↓
いやー今見ても胸アツだわー。
しかしご存じないのも無理はない、まったく流行らなかったので・・・。
子供心に超wkwkして、猛烈に親にねだったのを覚えています。
そしてCMでもあったマリオの映画も観ましたよ。結構面白かったので興味ある方はぜひ。DVDあるみたいです。
「スーパーファミコンに接続して遊べる光線銃」って公式にありますけど、コレ光線銃だったんだ・・・バズーカ砲かと思ってたんだけど。と思ったら映画では完全にビーム撃ってますね。ギュイィィィィィンって。こんなだったっけ。
このスーパースコープ、専用ソフトを遊ぶためのもので、買うとミニゲームがいくつか入っているソフトがついてくるんですが、私は更に親に媚を売って同時発売だったスペースバズーカというソフトも購入してもらいました。
これがまた秀逸で!体感型ロボットシューティングなんて斬新だわ衝撃だわ、まぁゲーム好きからすればハマらないわけがないわけで、狂ったようにやりました。
今でこそゲーセンにはリアルなガンシューティングなんて腐るほどありますけど、当時はそうでもなかったし、そもそもそんなにゲーセンなんて行けませんでしたから。田舎だったからかもしれませんけど。
ところで、今改めて思うと、スーパースコープって今に通じる設計部分があるように思います。
コントローラ自体は無線になっていて、スーパーファミコンに繋げるのは赤外線受信機。これ、Wiiと同じ方式ですよね。
後にソニーやマイクロソフトも同じようなセンサーを開発したところを見ると、ゲーム機にとっては親和性の高いシステムだったと言えます。
また、遊び自体もWiiの設計に通じるところがあります。「私もできそうだ」と思うかどうかはちょっと分かりませんが、見てみて何をやっているのかとても分かりやすく「やってみたい」と思わせる風貌があります。実際コレ買った当時、私はクラスの人気者でした。こぞって友達が自宅に遊びに来たのを覚えています。
順序が逆ですけど、任天堂はやはり「遊ばせる工夫のうまさ」が、他のゲーム会社と比べると突出してるなぁと改めて感じます。
ここ数年、コンシューマゲーム業界では「とにかくリアルさを」に注力する傾向にあります。最近は頭打ちなのか当たり前になったのか、多少マシになってきているような気がしないでもないですが。
確かに、現実を忘れて没頭するものですから、リアルさって大事ではあるんですけど、それよりも没頭できるほどの面白い遊びの方が、もっともっと大事だなぁと思うんですよ。正直、見た目のリアルさだけで「ゲームとしてのリアルな体験」を提供するには限界がありますから。
ニンテンドースイッチ、頑張ってくれたらいいなぁ。