ブログ開設から2ヶ月が経過しました所存
すっかり忘れてた。なんか先日勝手に燃え上がってました。
さて、2月初旬から開始したこのブログ「雑多でいこう!」ですが、めでたく2ヶ月が経過していました。正しくは今日で64日経過しました。タァーイミングがタァーイミングなので、次からは月初めにまとめることにしようと思います。
ええと、これの前の定期報告した記事が↓でして。
1ヶ月経過時、読者数は11名、PV数は410でした。
そして現在はと言いますと…
読者数・・・64名
PV数・・・2109
増えすぎィ!なぁに~これぇ~
まぁ要因はハッキリしておりまして。↓の記事を投稿した際に色々爆ageしたんです。こういうの、お好きなようで。
↑人が無職になったのがそんなにおかしいかよォ!!ハイおかしいですね。
エイプリルフールというイベントデイであったことと、「退職」というキーワードがなんかたまたま引っかかったんじゃないでしょうか。やっぱり皆さん、そういうの気になるんですね。上の記事のちょっと前まであった退職エントリーも盛り上がって(?)ましたし。
こんな感じで、まぁ早くも2ヶ月が経過したわけですが、改めまして読者になってくださった方々ありがとうございます。ちょくちょくはてブ登録してくださる方もいらっしゃって、ちょっと嬉しいです。「毎日更新する」はなんとか達成中ですが、文章力が高まったどうかは定かではありません。相も変わらずブレッブレなブログが続いております。多分これからもデンプシーロールばりに左右に振り回してくブログになると思います。私の生き方そのものです。だから無職なんだよクソが。
はてなブログには、本当にすごい方々がいっぱいいらっしゃいます。ネタに事欠かない人のなんと多いことか。平々凡々な生き方をしてきてしまった私からすると、羨ましいやら妬ましいやら。自業自得なんですけど。特にハンデがありつつも必死にもがきながら生きている方々の人生譚を読んでいると、私の状況なんてヌルいもヌルいで、あぁ私なんて単にサボってるだけなんだろうなぁと自己嫌悪してしまうんですが、苦しさの程度なんて人それぞれだろーと言い逃れして気を紛らわせています。しかも膝に矢を受けに行ってしまったし。不幸大好きマンじゃないですよ?
なんだろう、貯金も底をつきかけているので、嫌でも何かしら仕事をすることになるのはなるんでしょうけど、こんな状況にもかかわらずケツに火がついてないように感じるのは、実家にいるからなんでしょうか。ニートになれる図太さを持っていれば、良いか悪いかはさておき今より気楽にはなれるんでしょうけど、そんな図太さは持ち合わせておりません。人生ナメてると思います。それでも、生きねばならんのですね。
こんないい加減な私ですが、まだまだブログは更新を続けますので、よかったら★置いてってください。バリバリかじりながら頑張っていきます。
頑張って、生きましょう。
ちょっとだけ、原点回帰を試みることにしました
Back to Basicsってね。あ、これ「基本に帰れ」だから違うのか。
↑懐かしいわー。まだバインダーに入ってた(画像は拾ってきた)
どうもごきげんようございます。至る所で桜が見頃を迎え、春らしい暖かな陽気に包まれている今日このごろ、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私?私はちょっとだけ頭パーンしたところからの絶賛人生サボタージュ中です。ついでに自ら右膝に矢を受けに行った甲斐あってサボタージュ延期しました。延期になってないわ重なってるだけだわ。半月板をちょろっと負傷して水がちょろっと溜まってるそうです。1週間で治るべーとか言ってたけどホントに?曲げるたびにすっごいミシミシ言うんだけど大丈夫?ホントに?
原点とは
さて、表題の件でございますが、私にとっての原点とは一体何なのか。改めて人生を振り返ってみました。原点というか、自分が今まで生きてきて本気で寝食忘れて没頭したものって何だったろう、と。そこに少し還ってみれば、何か見えてくるものがあるのではなかろうかと思いまして。
いやね、実家に住まわせてもらってるとはいえ30過ぎて貯金も底つきかけてる状態で寝言ぬかすなよってところなんですが、基本的に一点集中で効率的の「こ」の字もないレベルの全力で少年→青年→おっさんと生きてきて思うのは、「自分、普通の生き方できないんじゃないかな」ということです。今更だァ。回りくどいこと言いましたけど社会不適合者ってやつです。
それならば、今このタイミングで、まぁギリギリ人生ドロップアウトせずに済んでる今のうちに、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、やり直してみようと思ったわけです。その結果、単に気が済むだけでフェードアウトするか、「おっしゃコレだ!」ってモノが見つかるかはさておき。2、3ヶ月くらいならなんとかなるやろ貯金的な意味で。
数学
サクッと間を省いて結論を申し上げますと、私が今までで1番没頭したな~と思えたのは「数学」です。おそらく、ゲームより没入度は高かったと思います。oh!今も昔も学生の間では「社会で活かせそうにない学問ランキング」で堂々1位を取りそうじゃないでしょうか。少なくとも当時はそんな感じだったと記憶してます。
でも私は大好きでした。図形問題なんか見ると興奮するタイプの子でした。さすがに性的興奮するほどには(多分)到りませんでしたが、中学当時の全国模試かなんかでは満点連発するくらいは愛してました。更に高校受験では数学だけは自己採点で「満点かな」って言えたくらいに溺愛してました。更に更に高校1年の間では、テストで満点以外取った記憶がないくらいには偏愛してました。ハイ、ここ自慢です。まぁそこからは諸々あって勉強そのものをしなくなっちゃったんですけど。
何でそこまで好きだったんだろうなぁと振り返ってみたところ、おそらく、おおよそ全てにおいて自己完結するから、だったんじゃないでしょうか。解法はいくつかあるが解答がちゃんとある。曖昧なものが何もない。2次元よろしく、数字は裏切らないのです。1+1はすべからく2なのです。「1+1=2であることを証明せよ」なんていう哲学に近い問題なんかもあったりしますけど。今でもピクロスや数独なんかの自己完結型パズルが好きなところを見るに、とにかく何にも干渉されず、キッチリカッチリハッキリしているところが、私の一点集中な性格にマッチしたんだと思います。答えがあるって、とても重要だったんでしょう。
気が済むまでやっとく
ここまで書くと「もう分かってんじゃねーの」って言われそうです。すごく、すごく社会不適合な性格です。つまり「私に干渉するな!ほっとけ!ちゃんと答えを用意しろ!」ってことです。ひでーな。そんな仕事はありません。社会は曖昧さによってうまいこと回っていて、BtoBだろうがBtCだろうが柔軟なアウトプットを求められるものです。つまり、多分、いやほぼ間違いなく、気が済むだけです。そこまで分かってても、私は今少し、数学の勉強をしようと思います。気が済んだら済んだで、何か先に進めるかもしれませんし、なんやかんやで頭使うので、何かに覚醒するかもしれません。必死に生きてる方々に喧嘩売ってますね、すいません。
さっき家の蔵(と呼んでいる中2階にある倉庫)を漁ってると、懐かしの教科書がちょろっと出てきました。今でも使ってるんでしょうか、それなりに有名なチャート式ってやつです。チャート研究所、通称チャー研が世に送り出した万能型参考書です。今調べて知りましたけど、数学だけじゃなかったんですねコレ。
蔵から出てきたとはいっても、出てきたのは高1、2の時に使ってた赤チャート*1だけでした。さすがにハードル高すぎるので、中学用の、青チャート辺りをamazon辺りで買うことにします。塾で使ってたやつあったらよかったんだけどな~。
なんだか逃げる口実作ったみたいで若干自己嫌悪してますが、なんとかしてみましょう。フラッフラのブレッブレになるよりはマシだと思って。…あ、ゲームの情報収集もちゃんとやりますし、ブログも更新しますよ。
*1:チャート式は色によって難易度分けされていて、赤>青>黄>白の順で難しいものとなっている
『Overwatch』ストーリーの追体験イベント!とアプデ
やっときたか!よし、どんどん出せ!全裸待機してるぞ!
↑グッスマからメイのねんどろいど出るって。か、かわいい…。
まだプレイしていないのにwktkが過ぎてとりあえず記事にしちゃうブロガーのクズ。まぁ他にバランス調整も入ったのでまとめということで。もちろん今夜仲間らと遊ぶ予定ですよ…って、フレとパーティ組んで突撃できるのかなコレ(絶賛アプデ中)。
4月12日~5月2日の期間限定イベントとして、「トレーサー」の初任務を追体験できる4人coopイベントが実装されました。人間と対立しているオムニックの過激派集団がキングスロウを占拠したので奪還するというやつ。更にそれに合わせて、オーバーウォッチ部隊のエージェントスキンなどのカスタムアイテムも多数追加。エージェントスキンがとてもいいわー。とりあえずハルトのやつはゲットしないと。
また別のアップデートとして、バランス調整がなされました。主だったところは以下の通り。
①ライバルプレイ
②マップ
- アイヘンバルデに新ルート追加
③ルシオ
- ノーマルショットのダメージ25%アップ
- 弾速ちょっとアップ
- サブのノックバックに垂直方向への移動も考慮されるように
- クロスフェード(R1)の範囲が30m→10mに
- ヒールソングの秒間ヒール量30%アップ
- ヒールソングの自己回復量が秒間25%ダウン
- ウォールライド中の移動速度が20%上昇
- 壁から飛んだ際に移動速度上昇
④オリーサ
- ヘッドショット判定の大きさが15%ダウン
ルシオの調整が大きなポイントじゃないでしょうか。かなり攻撃的になってる。クロスフェードの範囲縮小や自己ヒール量減少で生存能力ダウンかと思いきや、ウォールライド関連の移動速度がアップしているので、「困ったらルシオ選んでぴょんぴょんしまくる」というピックがしづらくなり、よりテクニカルになったと言えるでしょう。すいません、私もたまにぴょんぴょんルシオしてました。だってヒーラー取らないんだもんさ~…。
あとオリーサのヘッショ判定縮小。まぁ当たり前だよなぁ…めっちゃ言われてましたからね、頭でかすぎっていう。ちょっとどなたか、ビフォーアフターな手書きイラスト描いてくれないかな、4コマかなんかでw
- 1コマ目・・・ビフォー(デカい)
- 2コマ目・・・アームとか切り出しマシーンとかがニュ~っと出てくる
- 3コマ目・・・キュイーンガリガリガリ
- 4コマ目・・・アフター(テテーン)
こんな感じでDo?
…あ~、そういえばすごく可愛らしいイラスト描く人がいた気がするなぁ(チラッ)、に、にー…何て名前の人だったかなぁ(チラッチラッ
無理は(・A・)イクナイ
↑こういうセンス好き。
2日前の日曜日、近場でプレイできたDDRがいつの間にかなくなっていた(ラウワンその1は閉店、その2は筐体撤去)ことを知り「お前はもうDDRをやるべきではないのだ…」とお世話になっていると思っているお稲荷様に言われているような気がして「よーしそこまで言うなら意地でもプレイしてやるからな?」と勝手に奮起し実に3時間半かけてDDRが置いてあるゲーセンというか結局ラウワンまで歩いたんですが、その勇気ある無謀な行動により右膝が「膝に矢を受けてしまってな…」レベルで負傷し2日経っても地に足をつけるタァーイミングで結構な痛みが走ったり更に曲げるたび「ミシミシミシミシ」とかいう軋みサウンドが響いたりしたので今朝整体で見てもらったところ、「半月板がちょっと傷んでてかる~く水が溜まってんねー軽症だから薬飲めば1週間くらいで治るべー」と言われました。陰陽道なんかで使われる九字風に言うならHAN☆GESTU☆BAN☆SON☆SYOってやつですかね。五字ですが。
ブログに書くことがないからって自身の体を痛みつけてまでネタを掘り出してくるブロガーの鑑です。
ブロガーの鑑で~す。ほ~めて~。
さて本題ですが、年甲斐もなく暴走するのは非常に危険ですのでやめましょう(真顔)。今回のは「突撃!近くのラウンドワン」で超長時間ウォーキングしたはいいものの、休む間もなくDDRやって一瞬お花畑が見えた(というか痛みが麻痺した)のが原因だと思います。特に私のようなドM身体的疲労に対してある程度抵抗力のある人間は尚更気をつけないと、無理してないつもりで無理することになり悲惨な結果を迎えることになります。今回のようにね。
しかしまぁ、「人生なんてバグだらけ」とは(私が勝手に)よく言ったものですが、自ら率先してバグを発生させていくスタイルで生きている気がした今日このごろです。別に不幸大好き人間じゃないですよ?ドMですけど。
ブログタイトル「人生なんてバグだらけ」に変えよっかな。語呂良かったし。
やっぱり書くことがないので『Overwatch』の戦績を見てみる
いい加減追い詰められてきましたよ。あーあ、「毎日更新する」なんて目標立てちゃうから…。
↑バリアしてても死ぬ時は死ぬ。
というわけで Master Overwatch で戦績を見てみました。9割がたハルトなのでハルトのみで。バリアじゃなくてシールドなんですけど。
シーズン4の途中から再燃して仲間と遊び始めたのでマッチ数は少なめ(?)。
タンクなのにキルレ低っ。デスが多いですね。これがザリアだったら目も当てられない。にしてもこのキルレで勝率40%切ってないのは、ルシマシ(ルシオ&マーシー)メインのK氏のうまさと、昔懐かし『MAG』で「あいつが来たぞ!」と2ちゃんで恐れられていたソルジャー使いのM氏のおかげです。つまり私が足引っ張ってんですよォ!
これだけ死ぬならキル稼げよって言われそうですが、というか稼げてればむしろキルレ上がるはずなんですが、基本1つの物事しかこなせない単細胞な脳構造をしているので、シールド構えてオフェンスに祈りながら前進するのがお仕事になってます。
ただ、ファイアストライクでのキルはちょっと高めなのが自慢。そこ!井の中の蛙とか言わない!上なんか見てないから(白目)。仲間からも「お前の斧の当たり方はちょっとおかしい」と言われてます。弾速が遅いため基本は予測射撃になるんですが、なんだかよく分かりませんが結構当たるんですよね。まぁ運は良い方なので関係してるのかもしれません。というか運の良さで生きてきたようなものなので…。
目下の課題はアースシャターの当て方。ここぞ!というところで撃ちたいという意識が強すぎるせいか貯めがちで、撃ち逃すこともしばしばあるので、極端な話「どうでもいいから溜まったら撃つ」くらいの気概で臨むのが良さそう。
あと、さすがにコントロールでくらい他キャラ使えた方がいいなと思い、ザリアを使用する機会を増やしてます。どうにもビビりでバリア展開が早すぎてしまうのが難点。200もシールドあるんだからもうちょい強気で。
明日何書けばいいんだ…。
レトロゲーにも色々あるんです
↑それもやっぱり限度があると思うんですよ。
とまぁ、そんなことを感じさせてくれるおニューなレトロゲーが出るんです。
それがコチラ。
まさかのスーファミ専用2D格闘ゲーム。開発元は元SNKの開発スタッフが在籍する「株式会社FOXBAT」。と言われれば、期待せざるをえない!
…なわけないでしょうが。
格ゲー界において、KOFシリーズのクソバランスはもはや伝説級。'98の神バランスは奇跡だったのです。なんか知らんけどバランス取れてたんです。いやホント。
PVっぽいものも公開されてましたので見てみましたけど…
うーん…うーん…爽快という言葉に真っ向からケンカ売ってるかのようなもっさり感、レトロゲーという言葉に押し潰され溢れ出るクソゲー臭。今でも時々レトロゲーチックなゲームはリリースされますけど、多少今風にアレンジが加えられていることが多くて、そういう現状から考えるとここまでガチなレトロゲーを作るその意気や良し!ではあるんですが、なんだろう、ホントにもうレトロがどうとかじゃなくて、純粋に面白くなさそう。
うーん…うーん…
うーん…うーん…
ドット絵は好き。うんうん、ナイトメアとかいい感じにエロい。レトロゲーの魅力の最たるところですかね個人的には。でもゲームとして見た時、壊滅的に魅力が伝わってこず、擁護の言葉が出てこない。誰かいいところ探してくれません?
中国ではKOF人気が今でも凄いので、ネームバリューで多少売れるかもしれませんが、それだけだろうなぁ。スーファミじゃなくてPS4とかSwitch辺りでSL専売にすればよかったのになぁ。何でスーファミにしたの…。
ところで先日、PS4版『ロックマン クラシックス コレクション』を買いました。Plus会員なら今だけ半額!だったので。いい、いいわー8bitロックマン。青春ですよ。
書くことがない時にどうするか迷った挙句
やっぱり書きます。書かねば!
とにかく何か書けば「毎日更新する」が達成されるということで今頭ん中空っぽ状態でカタカタッターン!やってるわけですが、インターネッツという壮大なエンターテインメントの海中で、中身のないブログほどムダなものも中々ないなという葛藤にも苛まれつつ、やっぱりキーボード叩いてます。ここまでで10数秒。
こういう時、ふと思い出すことがあります。高校時代の恩師が、夢枕に立った時の記憶。
高校1年の時の担任だったT先生。当時数学しか取り柄のない私を、あの手この手を尽くしなんとか平均点まで持ち上げてくれた先生です。2年から違う担任となりましたけど、それからも色々相談に乗ってもらったりして、本当に、本当にお世話になってました。
しかし、私が3年になった頃、持病のぜんそくが悪化して亡くなりました。元々結構なお年だったのもあったのでしょう(60後半とかだったはず)。チョークの粉も結構辛かったようで、たま~に授業が途中から自習になることもありましたから。そこらへんはクラスの皆もなんとなく察していたので、黒板掃除は協力して念入りにしていたのも思い出します。いいクラスでした。みんな元気にしてるかなぁ。
逝去後、当時の1年のクラス全員で、通夜だったか葬儀だったかは覚えていませんが参加して、お別れをしました。身近な、親しかった人間が亡くなるというのは私にとっては初めての経験だったのですが、なんとも言葉に言い表せない、妙な気分でした。無とでも言うんですかね?
それから程なくして、先生は私の夢の中に現れました。実は諸々の事情により遅刻魔になっていた私を見かねたのかもしれません。というか一応それなりの進学校だったんですけど、あんだけ遅刻しまくっててよく大学進学できたなと今でも不思議に思います(内部進学とはいえ)。3年の時の担任の先生にも色々ご迷惑をおかけして、というかめっちゃ心配してくれてて。恵まれてたんだなぁ私。
その時に見た夢は確か、周りはうすいもやがかかったような感じでしたが明るく、一面が芝生のような所々よく分からん花が咲いてたりする場所で、特に何も考えることもなく、座り込んでぼけ~っとしてるというものでした。
何かやりたいことがあるわけでもなく、大好きだった数学も全然勉強しなくなり、学校に行くこと自体が億劫だった時期です。なんともまぁ、ありきたりというか、哀しい青春の1ページ()というやつですね。書いてるこっちが恥ずかしくなってくるわ!と無職のおっさんが申しております。
しばらくぼーっとしていると、前の方からすーっと、フェードインするような感じで、先生が当時のままの姿で現れました。ほぼグレーに統一された白髪混じりの七三頭、オーソドックスなデザインの黒セル眼鏡、丁寧に手入れされた口ひげ、グレーのスーツにネクタイ。寝ている生徒にチョークをぶん投げて拍手喝采を浴びていた、あの時のままでした。
先生はしばらく私を見続けた後、おだやかな笑顔で、言いました。
「自分の信じた道を進めばええんや」
今までにない、優しい口調で。
私は号泣しました。とにかく自分が情けなくて、申し訳なくて。あんなに気にかけてもらったのに、結局こんなことになっていて。
先生はおだやかな笑みを浮かべたまま後ろに振り返り、立ち去ろうとしていました。私が何か言おうとして立ち上がろうとした時、目の前にあったのは自分の部屋の見慣れた天井でした。
現実でも、やっぱり号泣していたようで。強烈で、衝撃的で、優しすぎるあの笑顔と言葉は私の脳に焼き付いて離れず、しばらく嗚咽を漏らしながら泣き続けてました。
それからも結局遅刻魔は直らず、3年時の先生の計らいでなんとか大学に進学したものの特に何か開眼することもなく、休学まで挟んで盛大に親に心配をかけまくりつつも卒業して就職し、職を転々として今に至るわけです。これがさぁ、心を入れ替えてやりたいことを見つけてなんかかんやで成功して、先生の墓前で「あの時の先生の言葉で、今の私があるんです」みたいな、情熱大陸なんかで取り上げてくれそうな感動のドキュメンタリーになってたら圧倒的ハッピーエンドで「いいね!」4ケタ待ったなしだったんですけど、すばらしく台無しだな!ちなみにこの段落書く前までは思い出し泣きしてました。それくらい焼き付いてるのに、何してんでしょうね私。
あの時の倍くらいは歳を重ねてきて、金もなく職もなく実家でホゲェしてる私を見て、先生は何を思うでしょうか。さすがにもう転生してるか。
結局私は、あの時のままのようで。本当、何してるんでしょうね。