『ラグナロクオンライン モバイル』中国サービス開始に合わせて日本語音声実装ほか
ごきげんようございます。
たまにはこういう記事もいいのかな?と思いながら、気になったゲーム情報をちょっとだけまとめてみました。
ネタが無くなったわけじゃないよ!マーガリンとバターのネタとかもあるから!(?)
『ラグナロクオンライン モバイル』中国サービス開始に合わせて日本語音声実装
きたきたきましたよ!
日本国内のMMORPG文化浸透に多大な貢献をした『ラグナロクオンライン(以下RO)』のモバイル版が中国でサービス開始です。
すでに日本語音声も実装されているらしく、前回の記事のように新たな流れを見せてくれるかもしれません。何より見た目がポップで比較的万人向けだし、ROを楽しんだ世代には堪らんものがあるでしょう。でしょう!?早くこっち来い!
あ^ーこころが2HQするんじゃぁ^~
例によってムダに豪華なキャスト陣な。いや、重要なことです。
そして謎の公式情報ですが、グローバルサーバーが用意されているらしく、とあるアプリをダウンロードすることで日本でもプレイできるんだとか(音声は日本語だけど言語は中国語なので注意とのこと)。
ついでにAndroid版のPC用エミュレータまで公式で出しています。力の入れようがうかがえ・・・るのか?まぁまぁ、PCでもプレイできるのは色々捗りはしますのでありがたいですねぇ。
未知惑星サバイバル『DUSTWUN』最新映像!広大オープンワールドが待つ
海外のインディーデベロッパー「Goon Studios」が開発中のオープンワールドサバイバルタイトル『DUSTWUN』のティザー映像が公開されました。
未知の惑星・・・オープンワールドサバイバル・・・『No Man's Sky』・・・うっ頭が・・・
ものっすごい既視感。それと同時に不安も広がる。『No Man's Sky』を少しポップにデフォルメした感じでしょうか。
この手の題材って私は結構好きなので期待したいところなんですけど、インディーデベロッパーが頑張ってオープンワールド作ろうとすると尻すぼみになりがちなんですよ。お金かかるからなぁ。無難に着地させてほしいところ。でも日本のメーカーよりチャレンジ精神が強くて好印象です。日本も頑張って?
ベゼスダSFシューター新作『Prey』PS4/One/PCで日本語版発売決定!
宇宙繋がりでもうひとつ。ベゼスダからSF-FPS新作『Prey』が、日本向けに発売されることが発表されました。PS4、XboxOne、PCの3プラットフォームで、今年の5月18日に発売予定とのこと。
『Dead Space』シリーズを思い起こさせますねぇ。ワクワクするわーこういうの。
開発したのは、海外で非常に評価の高く、GOTYを100以上も獲得した『Disonored』シリーズを手掛けた「Arkane Studios」。残念ながら『Disonored』は日本では鳴かず飛ばすだったんですが、新作をしっかりローカライズしてくれるところはとてもありがたい。日本も見習ってほしいですね。ゲームは金じゃないんですよ!
Co-opあったらいいなぁと思いつつ、調べても出てこないので1人用かなぁ。ま、それでもwktkは止まりませんね!
中国産ゲームアプリの快進撃が目覚ましい
ごきげんようございます。
私はよくAppDB(Android版は「AndroDB」)を覗いて「ほんとTOP30くらいの中身変わんないな~」なんてぼやいたりします。
いやね、近年本当にランキングに劇的な変化がなくて。『パズドラ』や『モンスターストライク』が出て以降、大手メーカーが名乗りを上げ始めた結果、「あ~売れるだろうな~」という予定調和的なタイトルリリースばかりだったんです。『ファイナルファンタジーレコードキーパー』や『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』なんかもうそりゃ売れるわ!でしたし、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』もコンテンツの人気凄まじかったですし、爆進を続ける『Fate/Grand Order』だってもうね、型月厨の怖さたるやね!
そんな日本のアプリ事情ですが、つい最近大きな変化がありました。中国メーカーのゲームアプリが、とんでもないヒットを飛ばしているのです。
タイトルは3つ。
THE KING OF FIGHTERS '98 UTIMATE MATCH ONLINE(KOF98UMOL)
動画のリンク貼ろうと思ったんですが・・・PVの埋め込み方wwwwwアホかwwwwwwwww
崩壊3rd
http://www.houkai3rd-preregistration.com/
※公式サイトの作りが総じてクソ不親切なのでご注意ください。
『KOF98UMOL』は去年の8月末にサービスが開始されて以降、急激に売上を伸ばし、今やTOP10付近をウロウロする人気作。CMもバンバン飛ばしてる辺り、そのヒット具合が見て取れます。あ、ちなみに私も最近始めました。
『陰陽師』はつい2週間ほど前(2月23日)にリリースされた、全世界累計DL数2億!グローバル売上ランク2位!の化物タイトル(だれうま)で、すでにiOS版、Android版ともにTOP30にインしています。一説によると、本場中国で中毒者が相次ぎ、中国政府が法律を強化したとかなんとか。ホントカナー?
ただ、容量多すぎて私のAndroidではプレイできない。アップデートだけで何GBやらせんだよォォォォ!
『崩壊3rd』も2月上旬にリリースした新タイトルで、Android版はすでに44位にランクインしています。かわいい。かわいいは正義だ。
TOP10くらいがすでに桁違いな売上を記録していて超キワッキワな2次関数状態になってるアプリランキングにおいて、この上位ランクインの速さは異常です。
一体何が起こってんの?と思って調べてみると、どうも中国産アプリでよくある(らしい)システムに「VIPシステム」というものがあって、それが麻薬レベルの中毒性と依存性を持ってるんだとか(といっても、上記では『KOF98UMOL』だけですが)。
これは、ざっくり言うと「課金すればするほど高待遇になりますよ」というもの。累計課金額に応じてVIPランクが上がっていき、上に行けば行くほど他のプレイヤーと差のつく継続的なサービスを受けられたり、専用のアイテムセットを買う権利を得られるのです。
「ん?」と思った方、鋭い!さっすがー!ピャー!
そう、この「買う権利を得る」という部分が中々のエグさでして。課金して入手したアイテムを使って、VIP専用のサービスを買うことができるようになるというものです。汚いなさすが◯◯きたない。
そしてVIPランクの条件も後半になると「えっ(´゚д゚`)」っと思わず目を疑うようなものになってます。私がプレイしている『KOF98UMOL』の例を挙げますと・・・
※購入するのは「ダイヤ」という課金アイテムですが、相当額だけ表記します
- VIP1 120円
- VIP2 600円
- VIP3 1200円
- VIP4 2400円
- VIP5 5400円
- VIP6 8400円
- VIP7 13400円
- VIP8 18800円
- VIP9 26800円
- VIP10 40200円
- VIP11 53440円
- VIP12 80000円
- VIP13 160000円
- VIP14 320000円
- VIP15 533400円(テテーン)
最後らへん、なんかもうおかしいですね。おかしいですよね!?私も宝くじが数百万単位で当たったらやってみたいな!(吐血
このVIPシステムですが、中国ではありふれたシステムなんだそうです。あちらでは日本とはちょっと違っていて、課金アイテムのセット割がほとんどなく、ガチャも結構シブく価格も張らせておいて、その代わりとして「VIPシステム」を売ることがよくあるそう。「差を付けたい」というより「差を付けた地位を誇示したい」という国民性?がもたらしたシステムだとかなんとか。
2年ほど前に書かれた記事ですが、こちらを。
そして今、このシステムが乗っかったゲームアプリである『KOF98UMOL』が、ぶっ飛びもぶっ飛びのTOP10付近をウロウロするという快進撃を続けてる。つまり、日本でも結構受け入れられているとも取れますね。実際ガチャもかなりシブい(10連ガチャが約6000円相当!日本の3倍くらいします)ので、VIPシステム部分の売上がかなりありそうなのは想像に難くない。恐ろしい。
もうちょっと!もうちょっと課金したら継続的にアイテムが!なんてところが、絶妙に課金欲をそそるんですよね。結構、いやかなり危険です。やってみるとすごくよく分かる。日本のメーカーがマネしだしたら怖いなぁと思わんこともないシステムです。
『陰陽師』も世界的に異常な売上を誇っていたりして、日本でもしっかり上位ランクインしているところを見るに、日本のアプリ業界に新たな風でも吹き込みそうな気がしないでもない今日このごろ。うん、でもコンシューマも頑張ってね!頼むから!
まぁそれはさておき、私がプレイしている『KOF98UMOL』もそうなんですけど、ゲームとしての作りはかなり良いです。全然日本のアプリに負けてない。UIの詰め込み方がクソすぎるところは難点ですが、人間とは不思議なもので案外慣れます。
特に『KOF98UMOL』はSNKがしっかり関与してることもあってか、モーションなんかも原作のやつそのまま流用してて上質だったり、コンボが「あ~ちゃんと当時のやつ知ってるんだな~」と感心できる内容だったりして、ほんと楽しいです。
課金欲で身を滅ぼさない自信のある方にはオススメ!
チュウニズムのオッサンホイホイ感が半端ない
ごきげんようございます。
最近なぜか、ほんの少しだけゲーセンに行く頻度が高まったような気がします。
いや、ガチだった頃は毎日のように行ってましたけどね。若さってパワーですね。あのときき~みは~、わかか~った~(この場をお借りして、ムッシュかまやつ氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます)
そんなこんなで、プレイ頻度がぼちぼち高いのが『チュウニズム』という音ゲー。
どんなゲームかは↓見れば分かるから!説明するまでもないから!
みんなのアイドル「チュウニペンギン」が手取り足取り教えてくれます。
世に「音ゲー」なるものが登場して20年(=私の音ゲー歴)が経とうとしています。
そんな中、2015年7月にリリースされた『チュウニズム』は、当初は収録曲が東方系やらniconico(VOCALOID系)やらが目立ち、若年層向けのようなイメージがあったのですが、キャンペーンや追加されていった新曲のおかげで、10代~20代だけでなく30代40代のオッサンのはぁと♥をもがっちり掴んで離さなくなり、超オールマイティな音ゲーに変貌を遂げました。
他にもゴリゴリなダンスフロアや、ゲーム・アニメ系の曲なども充実していて、アーケードゲームとしてはターゲット層が非常に広くなっている為か、連日大賑わい。maimaiで何かを掴んだのでしょうか、セガやりおるわー。
例えばどんな曲があるかと言いますと・・・
1.ゲーム
- Through The Tower(ラグナロクオンライン)
- 檄!帝国華撃団(サクラ大戦)
- Dreams Dreams(NiGHTS~星降る夜の物語~)
- 鳥の詩(AIR)
- Last regrets(Kanon)
- Live at Campus Fes(WHITE ALBUM2)
2.歌謡(アレンジ)
- フレンズ(レベッカ 光吉猛修アレンジ)
- ムーンライト伝説(美少女戦士セーラームーン 光吉猛修アレンジ)
- secret base ~君がくれたもの~(ZONE、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』EDアレンジ)
軽くリストアップしてみると、改めてすごいラインナップだなぁ・・・チョイスが実にシブい。「フレンズ」とか今のお若い人知らんでしょうwww
ゲーム関連も同社の有名なタイトル『サクラ大戦』や『NiGHTS』だったり、ポップスにはZONE(こっちはアニメVerですが)持ってきたりと、リアルタイムで聴いてきた世代のとっては涙ちょちょぎれるチョイス。
ちなみに『AIR』からは「夏影」も収録されていて、収録情報を聞いてゲーセンにすっ飛び、当時を思い出して半泣き状態になりながらプレイしてました。何やってんだこのオッサン。
まぁまぁそんな感じで、非常に幅広い世代にウケがよろしい音ゲーとなってます。他にもゲーマーなら誰もが知っているようなコンポーザーの方々も多数参加していて、そこも魅力のひとつ。植松伸夫、古代祐三、伊藤賢治、下村陽子、光田康典、浜渦正志などなど・・・何これ豪華すぎへん?
なんだかセガの回しモンみたいな感じの記事ですけど、違うのでご安心(?)ください。
でもめちゃくちゃ応援してるのは事実。ユーザーの心の掴み方がうまいんだよなぁ、セガ。ドリキャスも売れたらよかったのに・・・湯川専務・・・。
さぁ皆さんも家を飛び出して、インドア系アウトドアゲーマー()になろう!
記事の誤りについて謝罪(修正報告を追記)
はい…。
先日アップした記事の内容について、重大な誤りがありまし、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
『Nintendo Switch』は現状厳しい(売れない)と言わざるをえない
http://hiloshi.hatenablog.com/entry/2017/03/04/234425
欠点の項にて、ジョイコンは本体に装着していても充電されないと書きましたが、実際は本体に装着していれば充電されます。
また、ジョイコンはフル充電でおよそ20時間もため、ジョイコンの充電が先に切れるということはほとんどありません。
逆に、本体が先に切れる可能性がある(ジョイコンを装着していると充電されるため、稼働時間も減る)ので、やはり取り回しの悪さは変わらないと言えます。
出先であり、手持ちのデバイスがスマートフォンしかないため、ひとまずこのような形での修正となりました。
PCを操作する時間を見つけ次第、当該の記事を修正し、改めてご報告いたします。
この度はお読み頂いた方々に誤った情報を伝えることとなってしまい、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
情報は速さだけでなく正確さがとても大事であることを痛感しました。
ほんとごめんなさい(´・ω・`)
3/5 12:20頃 追記
当該記事を修正しました。
該当部分に打ち消し線を引き、内容を加筆修正しています。
改めまして、お読みいただいた皆様方、申し訳ありませんでした。
『Nintendo Switch』は現状厳しい(売れない)と言わざるをえない 修正版
3/5 短所の2つ目「ジョイコンは充電式なのに~~」の部分を一部修正しました
間違った情報を記載してしまい、申し訳ありません。
さっさか結論から述べますと、「『Nintendo Switch』は売れるか?」と問われましたらば
とてもとても厳しい
と言わざるをえません。
小難しい言い回しは得意ではないので、小難しくない言い回しで頑張って述べていきます。
1.『Nintendo Switch』の長所
まずは『Nintendo Switch』の長所について解説していきます。主に本体の特徴を挙げていますが、基本性能(ここでは描画性能、音質などの表現部分の性能を指します)については取り上げてません。
今現在、ゲーム機においてそういった基本性能の差は売れるか売れないかの判断材料にほぼなりえません。性能自体は数値上では上がってはいるんですけど、人の目からすると、ぶっちゃけ頭打ち状態でどんぐりの背比べです。今はもう、キレイなのが当たり前の時代になっているんです。
携帯ゲーム機のように持ち運んで遊べる
CMでご覧になった方も多いでしょう。『Nintendo Switch』の本体は『Wii U』のコントローラのような簡易液晶モニターとジョイコン(取り外せるコントローラ、左右に装着されている)からなっていて、「ドック」と呼ばれる充電器兼モニター出力用装置から取り外してそのまま持ち運べるようになっています。
自宅でも寝転んで遊べたり、外に持ち出して携帯ゲーム機のように遊んだりできます。というより、携帯ゲーム機としての要素の方が強いのかもしれません。一応据え置き機なんですけど、中々面白いですね。
出先でリアルマルチプレイができる
これもCMでプッシュされてますね。本体を簡易液晶モニターとミニコントローラ「ジョイコン」とに分離させ、マルチプレイを楽しむことができます。ジョイコンの数を揃えれば最大8人まで同時プレイ可能。
持ち運びが容易な据え置き機で、そのままコントローラを用意すればどこでもマルチプレイができる!というのは、一コンテンツとして中々の魅力です。魅力なんですけど、モニターが約6インチという極小サイズなのが難点です。8人で遊ぶ時大変そうなんだよなぁ・・・それはそれで面白そうではあるんですが。
2.『Nintendo Switch』の短所
ここでは『Nintendo Switch』の短所について述べます。非常に残念な部分が多い。
本体のHDD容量が32GB
大問題です。はっきり言ってあり得ない。最初期のPS3ですら80GBあったんです。何考えてるんでしょうか。よく企画通りましたね。
とまぁ、初めてその事実を知った時、条件反射的に「はぁぁぁぁ~~~~!?」
で、さっそくローンチタイトルの容量を調べて目を疑います。以下をどうぞ。
~容量が大きい順~
- ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱ → 32GB(MicroSD増設必須)
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド → 13.4GB
- 魔界戦記ディスガイア5 → 5.92GB
- 信長の野望・創造 with パワーアップキット → 5.0GB
- いけにえと雪のセツナ → 1.4GB
- ぷよぷよテトリス → 1.09GB
・・・え?ドラクエヒーローズが32GB?え?え?
つまりこれは、本体システムデータも考えるとMicroSDがないとダウンロード版は購入できないということです。
なお、今回から導入された「ゲームカード」の容量は最大16GB。仮に最大容量のタイトルが2本ある場合、前述の通り本体システムデータの都合上、1本しかダウンロードできないということになります。上述のドラクエヒーローズは2タイトルセットなので、32GBだったわけですね。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の容量から察するに、同レベルのタイトルは同じく大容量となるであろうことは容易に想像できますし、アップデート必須のオンラインタイトルなんかプレイしようものなら目も当てられない事態に。
事実上「MicroSD買ってね!」ということです。あ、もちろんMicroSDは別売で同梱してません。
もう一度言います。よく企画通りましたね。
ジョイコンが充電式なのに、本体に接続しないと充電できない
これも致命的です。コントローラ部分であるジョイコンは充電式なのですが、驚くことに本体に接続していないと充電できません。
「あれ?ジョイコンって本体に繋げてあるよね?」違います。装着してるだけです。なんと本体から給電できないのです。
これが何を意味するかといいますと、例えばコントローラを持ち出して外で遊ぶとします。もしジョイコンの充電が切れてしまった場合、モニターは映るのに操作ができない、ということが起こります(まぁ多分モニターも充電切れると思いますが)。
↓↓↓
が、本体に装着して充電するというのは、つまり本体から電気を吸ってるってことなので、本体の実質稼働時間も減ることになります。モリモリ減ってるゥ!なんてことはないでしょうけど・・・。
※ジョイコンは本体に接続(左右に装着)している際は充電されます。なので、ジョイコンが先に切れてしまうということはほぼありません。
こう書くと「持ち運ぶ前にちゃんと充電しとけばいいじゃないか」と反論する人が出てきそうです。一応正論ですが、最終的には間違いなく困ることになります。
これは充電式というところがミソで、皆さんご存知の通り、バッテリーというものは充電を繰り返すほど消耗し、持ちが悪くなってきます。ジョイコンも例外ではありません。長く遊び続ければ、最悪充電しながらじゃないと長時間プレイできない=持ち運びが事実上できなくなる、というわけです。そもそも本体すらも充電式のため、もう未来が暗すぎて・・・おいおい冗談だろ・・・。
そんなお困りのアナタ!なんと持ち運び中でも充電できる「Joy-Con充電グリップ」があります!もちろん別売2,480円!
・・・呆れてモノも言えません。同梱しとけよ。
ローンチタイトルが少なすぎる
大問題です。というか、順番間違えた気がしますけど1番大事です。ゲーム機というのは、もちろんタイトルに関してもそうなんですが、初動がとっても大事です。
ゲーム機を買う動機として大きな要素を占めるのは「遊びたいタイトルがあるかどうか」です。ローンチタイトルが少ないということは、その大部分である要素をごっそり削り取ってしまっているのと同義です。
もちろん、魅力的なタイトルが厳選されていれば問題なかったりしますが、こと『Nintendo Switch』はというと・・・30,000円近く払って本体買ってまで遊びたいか?と言われると、正直微妙です。
そもそも「みんなでワイワイ遊べる!」がコンセプトのひとつでしょうに、ローンチタイトルのほとんどがソロプレイ用ってどういうことなんでしょうか。同社の人気パーティゲーム『マリオパーティ』だってあったでしょう。せめて『マリオカート8 デラックス』くらい間に合わせるべきだったのでは?
欲を言えば、というか海外市場も目論んでいるのであれば、『スプラトゥーン2』はローンチタイトルにするべきでしたね。おそらくリリースまで買い控えしている人はそれなりにいると思います。私もそうです(予約できなかった言い訳な!)。
まぁでも仕方なかったと思います。『Wii U』がカケラも残さないほどの大爆死を遂げてしまったという前科があるので、各メーカーも様子見しているのでしょう。実際、特に海外市場ではあまり期待されていません。国内ですらこの数の少なさです、推して知るべし。
【番外編】インターネット接続は無線LANのみ
売れない理由とはあんまり関係ないんですけど、個人的に許せなかったので書きます。
任天堂は何かコダワリでもあるんでしょうか。『Wii』でも『Wii U』でもそうだったんですけど、今回も例に漏れず有線LANポートが付いていません。いつも通り「有線接続したければアダプター買ってね」です。
このことからは、任天堂の「無線LANだけで大丈夫」という意図が見えてきます。無線LANは普及しているんだ、と(いささか私の暴論な気がしないでもない)。
そこで調べてみました。不破雷蔵氏のブログのとある記事にて掲載されていたデータを見てみますと、2015年のデータではありますが、固定無線LANの普及率は全体の約53%程度となっています。
あくまで固定の無線回線なので、無線LAN機の普及率というわけではありませんが、固定回線ですら半分程度。市販の無線LAN機を買う人も、スマホの普及に伴いwi-fi環境の構築をする人も今はそれなりにいるでしょう。仮に3割として無線LANを使える環境にあるのは80%。
じゃあ、その80%のうち、ちゃんと無線LANが使える(設定できる、している)のはどの程度なのか?と考えると、正直そんなに多くないと私は見ます。多めに見て70%分がそうだとしても、じゃあ70%普及していたとして「無線LANだけで大丈夫」と判断するのは、いかがなものでしょうか。80%でもちょっと押し切れないように思えます。
まぁ、別売りのアダプターをちゃっかり用意しているあたり、本体価格の都合が大いにあると推測されます。どうしても30,000円を切りたかったのでしょう。
3.長所、短所から見る、厳しい(売れない)理由
では、表題に移ります。
ぶっちゃけ欠点部分がほぼ理由になっているんですが、まとめも兼ねて述べていきます。
理由は4点。
- ローンチタイトルが微妙
- 本体のシステムがコンセプトを潰してしまっている
- 携帯ゲーム機として見ると中途半端すぎる
- あまりに巨大で強大なスマホ(!?)
1.ローンチタイトルが微妙
これについては欠点の項で述べた通りです。というか、正直1の理由で大体カタがつくんですけど。初動が肝心なゲーム業界において、このタイトル数と質の微妙さには不安しか覚えません。
2.本体のシステムがコンセプトを潰してしまっている
コンセプトである「いつでもどこでもみんなでワイワイ」が、本体の取り回しの悪さによって見事に押し潰され、ほぼ破綻しています。
本体とジョイコンが充電式、しかも持ち出すと充電できない。なお、後出し情報ですが本体はフル充電でおおよそ3~6時間程度もつそうです。参考として『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は3時間程度、と言われています。
ちょっとしたパーティゲームなら結構もちそうなので一見大丈夫そうに見えますが、欠点の項でも述べた通り、充電式であることが足を引っ張ります。徐々にバッテリーが消耗するのはまぁ間違いないわけで、そうなるとバッテリーを交換する必要が出てくるんですけど、バッテリー交換は自前では不可能で、公式サポートのみとなっています。どこまでも取り回しが悪い。
更に長所で述べましたが、画面サイズが小さい。そりゃ事実上「いつでもどこでも遊べる」とは思いますけど、6インチの画面で何人も集めて快適にゲームできると思います?思えませんて・・・。
かといって、サイズを大きくすると、持ち運びに不便になるばかりか、長所のひとつを真っ向から否定する自虐をかますことになってしまうわけで、如何ともしがたい!
これが仮に「据え置き機としても遊べる携帯ゲーム機」として売り出されていたら、もうちょっと変わったかもしれません。にしても、やっぱり中途半端なんですけど。
3.携帯ゲーム機として見ると中途半端すぎる
というわけで3です。ほんとにもう、中途半端です。
本体を持ち運べる、ということで、個人的には携帯ゲーム機としての側面の方が強いように感じるのですが、仮にそうだと考えると、携帯ゲーム機と見るにはいさかか中途半端。
まず、2の理由から、「じゃあもうソロ用携帯ゲーム機としてでいいじゃないか」といえば、そうもいかない。というか、わざわざSwitchを買う必要が現状あまりない。1のタイトル不足という点も手伝って、買う動機としてはあまりに薄すぎるんです。
これを買う時、携帯ゲーム機として買う人は多分ほぼいないでしょう。今流れているCMを見ても、据え置き機としての印象が強い。このゲーム機を『Nintendo 3DS』みたいな感覚で買おうとする人がいるとしたら、その人はかなりの分析力の持ち主だと思います。今やってるプロモーションを見る限りでは、中々その境地に辿り着けないと思いますよ。
次にサイズ。縦幅は102mm。『PS Vita』が85mmなので、ちょっと大きめでしょうか。横幅については、携帯ゲーム機として遊ぶとなるとジョイコンは装着したままでしょうから、装着した際のサイズとして239mm。『PS Vita』が183mmであることを考えると、縦も合わせて結構な大きさと言えます。
そしてこの大きさで、もちろん折りたたむことはできません。同社の『Nintendo 3DS』と比べるのはさすがにアレですけど、携帯ゲーム機として見るとこれはちょっと大きい。電車内で遊ぶには勇気がいるくらいには大きい。
古株のゲーマーさんであれば分かるかもしれないですが、『ゲームギア』の厚みを半分くらいにした感じといえば伝わるでしょうか。古すぎかw
4.あまりに巨大で強大なスマホ
あれ、突然どこからともなくスマホが!
というわけで4です。長所でも短所でも全く触れてませんでしたが、非常に大きい要素なのでちょっと述べます。
みなさんもご存知の通り、特に国内ではスマホゲーがゲーム業界を席巻しています。いつでもどこでも手軽に遊べる、しかも無料で遊べる、みんなで集まって遊べるゲームもいっぱいある、普及率もダントツで誘う人にも事欠かない。理由1、2、3から見て非常に中途半端な立ち位置となってしまっている『Nintendo Switch』では、日本のスマホゲーユーザーの目を向けさせるのは困難というか、まぁ不可能でしょう。
『ポケットモンスター』や『モンスターハンター』がなんとか裾をクイクイ引っ張ることができているレベルです。こんな超大型タイトルですら、スマホゲーの力に及ばなくなってしまいました。有名メーカーがこぞってスマホゲー市場に参入していることが、そしてそれらタイトルがヒットを飛ばしローリスクハイリターンな利益をもたらし続けていることが、スマホゲーの圧倒的強さを如実に物語っています。
実はこの問題、もはやゲームだけで計ることができないのです。ゲームはもとより、本に映画にドラマに音楽、買い物からコミュニケーションにいたるまで、あらゆるコンテンツを飲み込んでしまった「超多機能四次元ポケット式デバイス」と言っても過言ではないスマホ。多種多様なコンテンツを複雑に絡ませながら巣を作り出し、ユーザーを一挙に捕らえて離さないスマホから、ゲームだけで人を引き剥がすのは、困難極まりないんです。
『Nintendo Switch』では、足元にも及ばないのが現状です。コンシューマゲーム大好きな私からすると書いていて悲しくなるんですけど、これ現実なのよね。
4.総括
はい、苦手なまとめの時間がやって参りました!
前項で散々ごちゃごちゃ言った割にこんなこと言うのもなんなんですけど、タイトルが少ない!これに尽きると思います(ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます)。
ぶっちゃけ、他の理由については、公式サイトや各プロモーション、ユーザーの所感などを舐め回すように見て分析するか、実際に遊んでみないと分からない部分なんですよね。あー言っちゃったよ・・・まぁ、私のような経験豊富()な超古参ゲーマーが、経験則なんかをモロにぶち込んで語ったりすることもできますが!
「みんなでワイワイ」「いつでもどこでも」というのは、確かに訴求点としては素晴らしいことなんですけど、今の時代にそれを目的として買う人がそんなにいるか?と言われると、私は首をかしげたくなります。
同社が出してる『Nintendo 3DS』だって、持ち寄ってみんなで遊べる。ユーザー数だってとんでもないことになってます。それを食うほどの影響力を持っているとは到底思えないし、そもそも3DSは今年に入ってからすでに40万台以上売れているほどで、まだまだ勢いは収まりそうにない。
それに、コンテンツの化物スマホも、まだまだ衰える様子がない。それどころか、更に勢力を拡大しつつあるように思います。いやはや恐ろしい。
現状、『Nintendo Switch』を買っているのは『ゼルダの伝説』の熱狂的ファンがほとんどで、『マリオカート8 デラックス』や『スプラトゥーン2』待ちのユーザーが少し、それなりのユーザーでかつ新しもの好きのアーリーアダプタ(家族連れ含む)が僅か、といったところが現実的な見方でしょう。
今リリースを予定されているタイトルを見ても、任天堂が以前の力を取り戻せるほどとは正直露ほども思いませんし思えません。前述の2タイトルがリリースされれば多少動きは見られるとは思いますが、多少止まりであることは想像に難くない。
まことに、まことに残念ながら、『Nintendo Switch』が爆発的ヒットを飛ばすということは、現状厳しいと言わざるをえないのです。
HDDの容量だったり、本体やジョイコンの不便さについてはもはやどうしようもありません。『Nintendo Switch』が成功するかどうかは、今後いかに魅力的なタイトルを誘致できるか。これにかかっています。
『EVE Online』ネクソン提携終了による影響は
そんなにないです。 完(デデーン
昨年11月からFree-to Play化したMMOタイトル『EVE Online』ですが、ネクソンが渋ってたという話を小耳に挟んだりしたので、そこらへんの影響なのかもしれません。運営代行も大変なんでしょう。オトナの事情ってやつかな。
まぁ提携が終了したからといって特にユーザーに不都合があるわけではありませんし、そこまで気にするようなこともないでしょう。あー、当然ながらネクソンポイントでの課金ができなくなるので、その点だけは注意ですね。
そういえばFtP化した時にスキルキュー設定して以来、インすらしてなかったなぁ・・・あ、この『EVE Online』、まったりやる分にはナマケモノのごとくゆっくりまったり遊べるので、極端な話、遊び方によっては1年に1回インするだけ、ということもできます。そのせいでよく忘れる(今まさに忘れてた)。
特に成長システムがその一因で、成長させるスキルをキューに突っ込んだ後は、時間経過で勝手に(設定したレベルまで)上がっていくという形なんですが、キューにいくらでも設定できてしまうんです(以前は累積時間の制限があったが撤廃された)。
なので、例えば1ヶ月分キューにセットしておいて、1ヶ月に1回インしてちょろっと遊んで「はい、また来月」みたいな遊び方ができるわけです。別名「スキルオンライン」たる所以です。もう放置ゲーの域。あくまでプレイスタイルのひとつですけどね。
まぁそれさておき「宇宙は漢のロマン!」な人や「レベル上げ大好き!金策大好き!」っていう人にはオススメできますので、一度プレイしてみては?
特に雰囲気最高ですよ、ここまで「すげー!宇宙にいる!」感があるタイトルって中々見ない。え?『No Man's Sky』?知らない子ですね・・・。
ちゃんと日本語版もあるよ!( ゚д゚)b
『Nintendo Switch』間もなく発売!・・・の前にこんなアプリが。
予約できてません。ハハッ。
まぁなんと申しましょうか、当初は
「このク◯転売ヤーどもが!」
とか思ってたんですけど、よくよく考えると発売当日に「コレだ!コレがやりたい!」というタイトルがなかったので、結果的に良かったのかもしれません。
スプラトゥーン2が発売されたら買いますかね。おそらくその時にはいつものゲーム仲間達も買うことでしょう。それまでにある程度余分に流通してくれればいいんですが。
さて、本題に移ります。
本体リリースに先立ってこんなアプリが配信されたそうです。
クッパの親バカっぷりにニヤニヤする。
この『Nintendo みまもり Switch』は、子供のゲームプレイを保護者がサポートできるモバイルアプリだそうです。
動画で機能見てみると結構ガッツリいってて面白かったので、ちょっと思ったことを。
1日に遊べる時間を設定して、ゲーム内アラームでお知らせ
うん、これは中々いいですね。
時間を忘れてゲームを遊び続けてしまうことは日常茶飯事。これなら子供も気づきやすいでしょう。
曜日ごとの設定もできるようなので、結構融通が利く作りになってますね。
どうでもいい情報ですが、私が小学生の頃、ゲームは1日30分まででした。高橋名人も真っ青。
タイマーでしっかり計らされ、守らなかった場合は主にケーブルを隠されたり、何度も守らなかった時はケーブルをハサミでチョキンされたりしました。うわァァァァァァ( ゚д゚;)
反省の意をしっかり示すとちゃんと買い直してくれました。今思うと意外にうまいこと管理されていたような気がします。しかしよくグレなかったものだ・・・。
アプリからゲーム機を強制スリープに(!)
うはwwwwwwよくつけたなwwwwwwwwwwww
子供の「はぁぁぁぁ~~~~!?」な顔が目に浮かびますぞwwwwwwwwwww
ヘタしたらトラウマになりかねない核弾頭。親への信頼も急転直下。提案したスタッフすごいわ。
まぁこれは公式PVでも言われてますが、あくまで最終手段。そりゃそうだ。こんなこと続けられたらグレるぞ、割とマジで。
子供のお気に入りソフトをレポート
月に一度、子供がどのソフトをどれくらい遊んだのか、レポートとして通知してくれる機能。
主に親子の話題作り用といったところでしょうか。そこまでしなくてもいいような気もしますが、中々面白い機能。
あとはWiiやWii Uでもあったような、年齢制限やネットワーク周り(特にSNSなど)の設定などもできるようです。
今や持ってて当たり前のスマホですから、親も管理しやすいことでしょう。でもあんまりキツく縛りつけたりしないであげてね!ゲームから学べることもいっぱいあるからね!
ずる賢い子供だと親とのスマホ争奪戦が始まりそうですが、それはそれでネタになるかもしれませんねぇw